シェル最大の石油化学製造設備竣工
シェルの企業活動は1891年に初めての貿易拠点をシンガポールに開設して以来、製造、輸出入から金融・財務にわたって幅広く成長してきました。シェルイースタン・ペトロケミカル・コンプレックス(SEPC)のプロジェクト完了は、アジアパシフィック地域における同社最大の石化製造センターを擁するシンガポールの立地をさらに強化し、長年にわたる両者のパートナーシップの節目となる画期的プロジェクトです。
同社のブコム島製油所と新しい石化クラッカーコンプレックスを一体化させることによって、SEPCはシンガポール事業の総合的な競争力を高める重要なプロジェクトとなります。
さらに注目すべき点として、ブコム島とジュロン島をハブ化することであらたな原油供給源をジュロン島にもたらし、高価値最終工程のシンガポールへの投資の機運を高める効果が期待されます。
エクソンモービルがシンガポールにアジア最大の化学工業施設を建設してからまだ10年も経過していませんが、現在シンガポールに新たな石油化学施設を建設中です。2012年の完成時には、エクソンモービル最大の直営石油コンビナート、さらには世界最大の統合型化学精製拠点となるでしょう。
エクソンモービル・ケミカルのマイケル・J・ドーラン社長は、このプロジェクトについて「エクソンモービル・ケミカルのグローバルな供給能力をさらに高め、とりわけ、成長するアジア市場に貢献することになるでしょう」と語っています。「このプロジェクトは、当社のビジネス拡大のために最適の場所を提供してくれたシンガポールへの忠誠と信頼の証でもあります。」
新工場は、シンガポールでおよそ 400 人の雇用を創出します。工場ではさまざまな高価値製品を生産するために、同社がアジアで初めて使う独自の最先端技術をいくつか導入します。その一つが、特殊ポリマーの「Vistamaxx」です。弾力性と柔軟性に富んだこの新しいポリマーは、次世代の医療、自動車およびアパレル素材に使用される見込みです。
三井化学株式会社は、シンガポールでその事業領域を拡大し、この度第 2のTAFMER™ 工場を開設しました。TAFMER™ は、自動車のバンパーなどの成形材料向けの、耐衝撃性を向上させる軽量・柔軟な樹脂改質剤です。
2億8千万シンガポールドルを投じてジュロン島に建設された工場は三井化学にとって世界で5棟目となりますが、技術的には最先端の設備を誇るものです。
この工場の稼動によってシンガポールのエストラマー生産高は、同社総生産量の3分の2を占めることになります。シンガポールに立地することによって三井化学は中国、インド、東南アジアなどアジア各地の急成長市場の需要にあわせて個別に対応することが可能になります。
これに先立ち、2006 年三井化学は同社初となる海外研究開発センターをシンガポールに設け、その存在を確かなものにしました。
ランクセスはこの度ロジスティクス・営業・財務部門役員チームを含むグローバル拠点(GHQ)をスイスからシンガポールへ移管しました。さらに、中国やインドなど成長めざましい新興国のタイヤ製品需要に応えるべく、4億ユーロを投じてブチルゴム生産工場をシンガポールに建設中です。2013年稼動予定のこの工場では年間10万トンにのぼるブチルゴムが生産されます。
同社工場は蒸気使用量を著しく削減した製造プロセスを導入することによって、設備全体のエネルギー消費を抑えた環境保全型工場として域内および国際標準規格を打ち立てることとなります。