風力発電技術の世界トップ企業がシンガポールに地域本社を構え、世界規模の研究開発センターを建設することを決定しました。風力発電機メーカーの世界最大手、デンマークのヴェスタス・ウィンド・システムズは、2007 年、シンガポールに地域本社を設立、今後 10 年間で 5 億シンガポールドルを投じて本国デンマーク以外では最大となる研究開発センターを設立する予定です。 同社社長でヴェスタス・アジア・パシフィックを統括するトルビョルン・N・ラスムッセン氏は「シンガポールは、優良なインフラと優秀な熟練労働力を有するため、わが社の地域拠点としては最適のロケーション」と述べています。ヴェスタスはアジアでの風力発電技術の需要拡大を見込んで、現在、中国、台湾、韓国、日本、インド、オーストラリア、ニュージーランドの風力発電所で 5,000 基以上の風力タービンを設置しています。
フィンランドの石油精製大手、ネステオイルはおよそ 12 億シンガポールドルを投じ、再生可能原料からディーゼル燃料を製造する世界最大規模の工場をシンガポールに建設する予定です。この工場では NExBTL テクノロジーと呼ばれる同社独自の技術が使われています。NExBTL は、植物油や動物油を原料とする初めての商業用次世代再生可能ディーゼル燃料の製造プロセスです。工場は 2010 年末までに稼動を開始し、高品質の再生可能燃料を年間80万トン生産する予定です。現在バイオディーゼル工場はジュロン島に 3 カ所ありますが、新工場では約 100 人を雇用し、全体の生産量アップに貢献すると見込まれています。