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企業ストーリー

日東電工

日本のテクノロジー企業である日東電工は、2008年にシンガポールで初の有機エレクトロニクス研究開発センターを開設しました。データ·ストレージ研究所(DSI)、材料工学研究所(IMRE)や南洋工科大学と提携し、医療、エレクトロニクス、環境分野など複数のアプリケーションを使ったコスト効率の高いセンサー·デバイスの開発を推進しています。日東電工はこのプロジェクトに今後3年で1,000万ドルを投資し、エンジニアリングチームを約25人に増やす予定です。また、日東電工はシンガポールで水処理事業専用のR&Dセンターを設立した初の日本企業になります。 (関連記事)

 
AACアコースティック・テクノロジーズホールディングス

2009年7月26日、電子小型音響部品で中国最大メーカーのAACアコースティック·テクノロジーズ·ホールディングス は、シンガポールの国際統括本部設立を発表し、5年間で100人専門職の増員と4,000万米ドルの投資開始を示唆した。シンガポール事務所は現在、同社の企業研修、テクニカルサポートサービス、販売、マーケティング管理と戦略企画を統括しています。また、シンガポールで3年以内に、中国以外で初の製造施設の開設を目指しています。完成した際は、同社の総生産高の約10パーセントがシンガポールから生じます。投資額2,000万ドルを割り当てられた研究開発もこの施設で始めます。

 
ソニーが二次電池工場に投資

ソニーは、シンガポールに同社初のリチウムポリマー電池の製造設備に 1億5,000 万シンガポールドルを投資する予定です。この工場は、同社が東南アジアに建設するリチウムポリマー電池工場の第一号となります。2010 年に本格稼動予定で、生産数量は、同社のリチウムイオン電池総生産量の 10% 超を目指しています。ソニーのシンガポール進出は、35 年以上前に遡ります。1973 年に営業所を開設して以来、ソニーのシンガポール国内での発展はめざましく、その活動は、製造、販売、マーケティング、ロジスティクス、R&D、IT、地域本社機能にわたってのエレクトロニクス、化学製品、エンタテイメントおよび金融事業など、広範囲の分野に及んでいます。

 


フィリップスがシンガポールで LED の製造を開始
フィリップス・ルミレッズは、ルクセオン高出力 LED の製造設備をシンガポールに建設しました。シンガポールが、フィリップスのシリコンバレー以外で初のウエハー製造工場立地として選ばれたのです。シンガポール工場によって、固体照明の成長を加速しつつ、フィリップス・ライティングの LED の主導的立場をも拡大していくでしょう。フィリップスは、シンガポールの高付加価値ビジネス推進の取組みと並行して、フィリップス・イノベーション・キャンパスも建設し、そこで世界市場に向けて年間 1,000 種類を超える新製品を開発しています。また、同社はアジア太平洋地域初で唯一の医療システム研修センター「ザ・シンガポール・ラーニング・センター」も設立しました。
 
シンガポールとともに発展するパナソニック

 松下電器産業の主要ブランドとして最も知られるパナソニックは、シンガポール市内に 11 の子会社を持ち、シンガポールで長期間の投資を行っています。わが国と同グループの関係は、1972 年に松下レフリジレーション・インダストリーズ(MARIS)が設立されたときに始まりました。この後、松下電子(MECS)などの子会社が設立されました。現在、同グループは、機能性高分子アルミ電解コンデンサ、半導体からプラズマテレビまでさまざまな製品を生産しています。  

MARIS(現名称:パナソニック冷機デバイスシンガポール(PRDS))は長年にわたり事業規模を拡大し、現在では あらゆる種類の冷却コンプレッサを製造しています。2007 年には、同社は、パナソニックグループの家電部門の総生産高の 70% 超を製造しました。また、PRDS は冷却コンプレッサの設計、製造、輸出では、同部門最大の会社に成長しました。

エレクトロニクス部門においては、MECS(現名称:パナソニック半導体アジア(PSCA))がシンガポールにおける日本の半導体企業第一号として 1978 年に設立されました。また、同社は、松下電器の海外で唯一の半導体組立工場であり、テスト施設でもありました。2006年には、PSCA はシステムLSIや消費家電製品用荷電結合素子(CCD)など最新技術による集積回路の増産計画のため、新工場の建設に着手しました。  

MECS の設立後まもなく、パナソニック ファクトリーソリューションズ・アジア・パシフィック(PFSAP)が 1979 年に設立されました。同社は、電子部品実装機の組立を行っています。これは、グループの自動挿入機および主力商品の CM602 表面実装技術(SMT)機の製造能力を備えています。PFSAP はその優れた技術革新に対して、MAXA 2008 のイノベーション賞を受賞しました。 

シンガポールの R&D 推進の取組みと並行して、パナソニックグループは迅速にチャンスを捉え、人材の確保に動いてきました。パナソニックは、PSCA をはじめとする子会社の開発能力向上だけでなく、シンガポールに自社の R&D センターの支部(パナソニック・シンガポール・ラボラトリーズ(PSL))も開設しました。PSL は、3.5/4G規格や世界的なデジタルテレビなどのマルチメディアやワイヤレス技術の開発を行っています。また、パナソニックは、自社の消費家電製品のさらなる開発・設計のため、シンガポールから世界の消費者動向を捉えることに成功しています。   

2005 年、パナソニック・アジア・パシフィックは、国際統括本部として認定され、インターナショナル・ヘッドクォーター・アワードが与えられました。シンガポールが強みとして持つ、地理的な優位性、優秀なロジスティクス能力、先進的な情報通信インフラ、そして最も重要な点として優秀な人材により、パナソニックなどの企業は、シンガポールを地域経営、サプライチェーン管理、金融、IT、人事、人材開発、エンジニアリングその他本社機能の拠点とすることが可能になったのです。