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業界概要



エレクトロニクス産業の重要拠点

昨今のエレクトロニクス製品、例えば携帯電話、コンピュータ、ビデオゲーム機、カーナビゲーションシステムといった製品の一部は、シンガポールで設計もしくは製造されたものでしょう。エレクトロニクスは、シンガポールの製造業セクターの基盤となっています。1960年代に東南アジア唯一のテレビ組立工場が建設されて以来、シンガポールのエレクトロニクス産業は、世界のエレトロニクス産業の中で活気ある中心地となり、ますます力をつけて成長しています。


勢いづく需要 

シンガポールは、新しい市場、製品、技術、生産プロセス、およびアプリケーションの創造、また管理を行う絶好のロケーションとして、企業に選ばれています。研究開発、集積回路(IC)の設計から、サプライチェーンマネジメント、製造、ロジスティクス、流通、本社機能まで、シンガポールはエレクトロニクス産業の担い手にシェアードサービスのトータルソリューション環境を提供しています。


ワールドクラスのエレクトロニクス産業拠点

私たちの展望は、シンガポールが高度な最先端技術の可能性を拡げるダイナミックなエレクトロニクス産業になることです。シンガポールを技術、製造、ビジネスソリューションを提供する世界クラスの革新原動力に変えること、また新たな成長分野の開発を可能にすることを目標にしています。


シンガポール経済の基幹

エレクトロニクスは、シンガポールの経済成長を支える主要産業であり、都市国家たるわが国製造業の生産高の30.6%を占めています。2009年の固定資産投資額118億シンガポールドルのうち、エレクトロニクス業界はその4割強を占めました。同業界の雇用者数は7万6,000人で、これは製造業総雇用者数の19%に当たります。さらに、エレクトロニクス完成品の製造により、精密部品製造企業、化学品や材料のサプライヤー、エレクトロニクスシステム製造企業およびロジスティクス・サービス・プロバイダーなどの他のセグメントへのスピンオフ企業が多数生まれています。


エンド・ツー・エンドの製造業の力

シンガポールは、エレクトロニクス企業にとって新たな市場の創出や管理をする場所として選ばれており、今日、シンガポールにある拠点は下記となります。 

  • ウエハーシリコン製造工場14ヶ所
  • 半導体組立・検査事業所20ヵ所
  • 集積回路設計センター約40ヵ所
  • 世界トップ3に入るウエハー鋳物工場
  • 世界トップ5に入る3社の委託半導体組立・検査企業
  • 世界トップ10に入る9社のファブレスIC設計企業
  • 世界のハードディスクドライブ企業の約80%
  • 世界のハードディスクメディア量の40%

シンガポールは、R&Dから開発、製造、サプライチェーン管理、物流、地域・グローバル統括本部機能まで、ビジネスの必要条件を満たす相応しい場所です。


ビジネスに最適の環境 

シンガポールは、知的財産、統合性、生産性および信頼性を尊重したビジネス環境を提供しています。シンガポールが提供する人的資本は、即戦力となるグローバルな人材であり、これは、あらゆる国籍の有資格者がシンガポールで働くことに魅力を感じるよう取り組んだ結果です。私たちは、世界中の優秀な人たちがシンガポールに暮らし、働き、学び、訪れることを歓迎いたします。現在、シンガポールは投資家のニーズに応えるべく、技術系の優秀な人材育成の拠点を有しています。また、エレクトロニクス・セクターは、常に労働者の能力向上にも努め、将来の需要を見込んでいます。2008年には、製造業の研究者およびエンジニアの52%がエレクトロニクス産業で雇用されました。また、同年、シンガポールの製造・研究開発の支出の73%の割合を占めました。

 

  

人材開発プログラム

人材は経済成長の重要な推進力であるという認識により、エレクトロニクス産業の人材のニーズに対処するために人材開発プログラムの包括的なセットを導入しています。2009年6月にEDBは、ICデザイン大学院奨学金(ICPS)に1,600万シンガポールドルを投資すると発表しました。それは、5年間で150人のIC設計を専攻している大学院生に100%の助成金が与えられ、高品質のIC設計者を育成するのに役立ちます。また、EDBはウェハ製造とIC設計などの専門分野の学部および大学院奨学金を積極的に共同出資しています。

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