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企業ストーリー


提供:BGグループ、撮影者マイク・アブラハム
提供:BG グループ、
撮影者マイク・アブラハム
アジア地域のガス・ターミナル
液化天然ガス (LNG) の世界需要は、とりわけアジア太平洋地域で急速に高まっています。需要の高まりは、輸入石油への依存を減らすための代替燃料源として、天然ガスの使用が増加していることによるものです。天然ガスは、大半の他の化石燃料に比べ環境への負荷が小さくすみます。シンガポールでは現在、ガスによる発電で電力の約80% が賄われています。

国内および地域の長期的なガス・ニーズに対応するため、シンガポールパワーの100% 子会社、パワーガスとフランスガス公社スエズは、ジュロン島にシンガポール初の LNG ターミナルを共同建設する予定です。建設開始は 2009 年の予定で、第 1 段階の生産能力は年間 300 万トン、最終的には年間 600 万トンまで拡大されます。
 
提供:パワーセラヤ
提供:パワーセラヤ
統合エネルギープロバイダーへ

シンガポール第2 の発電会社パワーセラヤは、蒸気、水、石油・ガスを含む複数の一次産品を供給する本格的な統合エネルギープロバイダーへと急成長しています。パワーセラヤの燃料購入およびリスク管理、タンク、埠頭といった燃料関連資産の最適化を行ううえで重要な役割を果たすペトロセラヤを設立し、電気を中心とした一次産品から物理的な石油取引へと事業を拡大しました。

同社は、先端技術を使って電気と蒸気を同時に発生させる、800 メガワットの天然ガスコージェネレーション施設にも投資しました。2010 年までに完成するこの施設は、熱効率の向上をめざして設計されており、完成後は同社の全炭素排出量がさらに 10% 削減されるという、環境面の大きなメリットが期待されています。

パワーセラヤは新しい事業方針に沿ったもう 1 つのプロジェクトを開始し、1 日の処理能力が 1 万立方メートルの逆浸透法海水淡水化プラントをジュロン島に新設しました。これによって同社は、東南アジア初の熱・水・電力複合企業となります。この新プラントでは、世界で初めて 16 インチの最新式逆浸透膜を使用し、産出水量アップとコスト削減を目指します。また、この淡水化プラントによって水と蒸気の自給自足が実現するだけでなく、他企業への蒸気の販売も可能になります。これらの取り組みは、持続性と多様性の上に成り立つシンガポールのエネルギー産業の成長に大きく貢献しています。