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企業ストーリー
 
FPSO、FSOの一貫サービスを提供
浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵ソリューションの生産で世界トップの実績を誇る三井海洋開発株式会社(MODEC) が保有する、3つのグローバルハブとプロジェクト実行センターのうちの1つがシンガポールにあります。世界をリードする総合海洋センターとして優れたインフラ、強力なエンジニアリング能力、高い技術を有する人材、戦略的な地理的条件を備えたシンガポールは、同社の事業にとって理想的な拠点といえます。東南アジアとオセアニアに設置した浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備(FPSO)および浮体式貯蔵積出設備(FSO)のオペレーション・メンテナンス、両設備の設計、調達、建設、導入もシンガポールで行っています。
 
プロペラ推進
スウェーデンのベルグ・プロパルションは、自社初の海外工場をなぜ遠く離れたシンガポールに建設したのでしょうか。2008年5月、船舶用可変ピッチプロペラメーカー最大手であるベルグは、シンガポールのトゥアスに工場を新設しました。東南アジア初の船舶プロペラ工場です。ベルグ・プロパルションのビヨン・スベンソン会長は「シンガポールは魅力的な市場環境、豊富な人材、定評あるクオリティーを備えた素晴らしい立地を当社に提供してくれました」と述べています。

同社は、推進効率と船舶の操縦性を向上させる船舶用推進システムに使用する製品のメーカーです。ベルグ製プロペラは、ほとんどのタイプの船舶で使用できます。会社の金字塔であるシンガポール工場の貢献により、生産量は2倍以上に増加する見込みで、拡大する顧客ベースへの対応も可能になります。ベルグはシンガポールでの好調な発進に勢いを得て、今後5年間で4,750万米ドル(6,500万シンガポールドル)を投資する予定です。
 
成功への航海

シンガポールの複合企業ケッペルは、海洋産業の牽引役です。ジャックアップ式石油掘削装置の設計・製造で世界トップの座を確立したこの会社は、過去10年間に最多のジャックアップ式石油掘削装置を製造しました。またケッペルは、浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備と浮体式貯蔵積出設備改造の世界的リーダーです。このほか、天然ガスと液化石油ガスの運搬船修理でも業界上位に君臨し、特殊船舶の修理・建造のニッチプレイヤーでもあります。ケッペルはシンガポールに本社を構え、アジア太平洋地域、メキシコ湾、ブラジル、カスピ海、中東、北海に20もの造船所を所有しています。

2007年、ケッペルの海洋グループは計33件の主要プロジェクトを完了させました。すべてのプロジェクトはスケジュールどおり、もしくは予定より早く終了し、優れた安全管理の実績を残しています。グループは掘削装置、製造設備、深海での運用が可能で厳しい環境に耐えうる特殊船舶の強い需要に応えるべく、引き続き世界各地の拠点強化を計画しています。また、市場の要求を満たす新たなソリューション開発の研究および技術能力の強化も進めています。ケッペルは、今後も世界の海洋産業、そしてシンガポールのために新たな挑戦を続けています。