February 10, 2010
太陽エネルギー研究所(SERIS)は、ドイツのフラウンホーファー太陽エネルギーシステム研究所(ISE)、および電気・電子製品の認証機関である電気電子情報技術連盟(VDE)と提携し、東南アジア初となる太陽光発電(PV)モジュールの検査・認証センターをオープンしました。PVモジュールと部品の検査、寿命テスト、性能測定、安全性検査を実施して製品の認証を行うほか、独自でPVモジュールの技術開発も行います。
同研究所のヨアヒム・ルーテル所長は、「SERISは太陽エネルギー分野におけるノウハウが豊富なため、国際基準に基づいたPVモジュールの性能テストが可能。こうした業界用の検査や認証の導入は、より市場のニーズに適したモジュールの開発につながる。また、産業用モジュールの耐久性(寿命)は20年以上と言われているが、私たちはこの耐久性をさらに高め、同時にPVモジュールのカプセル封入コストの削減を目指す」と述べています。2009年12月には、太陽電池用シリコンウエハーの効率を高めるため、ノルウェーのリニューアブル・エナジー社(REC)と提携、約1億2800万円(200万SGD)の研究開発プロジェクトを開始しました。
アジアでは太陽光発電関連の製造が急成長しており、他の競合相手との差別化を図るため製品認証の需要が高まっています。シンガポールはクリーンテクノロジー・ハブを目指していますが、検査・認証センターの設立によって、国内および域内のPVメーカーは製品を市場に投入する時間を削減することができるようになります。
*記事中の通貨換算レートは、1シンガポールドル(SGD)= 64日本円(2010年1月27日現在)で算出しています