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EDB、2011年国内投資動向を発表、予想を上回る結果

EDBは、2011年国内向け投資に関して、下半期にかけグローバル経済の不透明さが拡大するという事態に見舞われながらも予想を上回る結果になったことを発表しました。

 

固定資産投資額(FAI)、事業支出総額(TBS)、減価償却を除くTBS、年間付加価値創出額(VA)はいずれも当初予想範囲の上限となり、FAIは137億SGD(8,220億円)で、石油化学クラッカー設備の投資が行われた2007年と2008年を除けば過去最高となりました。
2011年の投資案件がすべて実施されると、VAは過去最高の155億SGD(9,300億円)、技能職の雇用創出数は2万300人となり、当初予想の1万6千人から1万9千人の予想を上回ることとなります。

 

シンガポールのグローバルおよびアジア拠点としての位置づけと、EDBの「ホスト・トゥ・ホーム (Host to Home)」戦略により、グローバルおよびアジア企業に魅力的な活動拠点を提供しました。グローバル企業はアジア域内外の事業統括および組織化の場としてシンガポールを活用し、シンガポールでのプレゼンスを高めました。また、アジア企業は、シンガポールを土台に事業の国際化を推進し、国外の市場を開拓し、成長機会を模索しました。これらの企業はシンガポールで、アジアやグローバル市場向け製品、サービス、ソリューションの開発ほか、アジアで活躍できる人材開拓や開発などの事業活動も展開しています。

 

EDBは2012年の見通しに関しては慎重ながら楽観視し、投資レベルは2011年と同水準になると予想しています。世界経済、特にユーロ圏に関しては先行きが不透明であるにもかかわらず、アジアへの投資に対する関心は引き続き強いと見ています。EDBは新たな取り組みを展開する一方で、今後もシンガポールのグローバルおよびアジアの拠点としての魅力を強化していきます。

 

最近では、グローバルおよびアジアの拠点としてのシンガポールの魅力を高める新たな取り組みもスタートしました。
例えば、シンガポールはアジアのコンシューマーインサイト(消費者に対する洞察)の研究結果を提供できる場として、グローバル企業間で注目を集めています。「アジア消費者研究所(Institute of Asian Consumer Insights)」など、消費者志向の研究機関を設立したことにより、企業がアジアの消費者や市場を理解する場として、シンガポールを活用することが大いに期待されています。また消費者洞察の研究にはデータ解析力が必要とされることから、このような専門知識へのニーズがデータ解析サービス拠点としてのシンガポールの地位をさらに高めることとなります。

 

2011年に立ち上げた「ビジネスリーダー育成事業(Singapore Business Leaders Programme)」などの人材開発への取り組みは2012年も引き続き実施し、アジアの優秀な人材拠点(Home for Talent)としての地位をさらに活用してきます。

 

EDB レオ・イップ長官は、以下のように述べています。


「EDBは2011年に過去最高レベルの投資誘致額を達成し、それによりシンガポールが引き続きグローバルおよびアジア企業の魅力的な拠点であることを証明できました。2012年は、グローバルおよびアジアの拠点としての魅力をさらに高め、コンシューマーインサイト、データ解析、リーダシップ育成などの水平事業能力を強化する取り組みを展開していきます。これによりアジア、そしてグローバル市場を開拓しようとする企業との連携を深め、アジアでの戦略的ゲートウェイとしてのシンガポールの地位を確立させ、グローバル企業の汎アジア成長機会の開拓、アジア企業によるグローバル市場へのアクセスを可能にします」

 

*        記事中の通貨換算レートは、1シンガポール(SGD)= 60日本円(2012年1月19日現在)で算出しています



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