February 10, 2010
医療用診断機器大手の米ウェルチ・アレン(Welch Allyn)は、シンガポールの研究・開発(R&D)センターを拡張し、都心部のケッペルタワーから南部アレクサンドラ・テクノパークに移転しました。敷地面積8300平方フィート(約747平方メートル)の新施設にて、アジア・新興市場向けにデジタル技術を活用した次世代医療機器の開発に本格的に着手します。
同社のジュリー・シャイマー社長兼CEOは、「R&Dセンターの拡張・移転は、我々のアジア地域への強いコミットメントの表れ。シンガポールという世界でも有数のバイオメディカルハブで、革新的かつ最新技術を用いた製品を引き続き開発し、最前線で働く世界中の医療関係者のニーズを満たしていく」と述べています。
同社は「シンガポール発」となる製品の設計・開発に力を入れており、1月25-28日にドバイで開催された「アラブ・ヘルス・トレードショー」で、シンガポールで開発した携帯型心電計「CP-50」を出展しました。今年は新たに2つのプロジェクトに着手する予定です。2004年にR&Dセンターを設立以来、研究開発に投じた資金は約7億6800万円(1200万SGD)。そのうち約3億8400万円(600万SGD)は最近3年間のものです。
事業全体に占める10%弱のアジアの割合は今後5年間で25%まで伸びると見込んでいます。
*記事中の通貨換算レートは、1シンガポールドル(SGD)= 64日本円(2010年1月27日)現在で算出しています