March 10, 2010
EDBと科学技術庁(A*STAR)は、米スタンフォード大学と提携し、革新的な医療技術を開発する次世代研究者の育成を目的とした研修プログラム「バイオデザイン研修プログラム」をスタートしました。スタンフォード大学の人材育成力を活用し、シンガポールとシリコンバレーで医療技術の革新に取り組んでいきます。
研修期間は1年間で、アジア人研究員4名を対象としています。最初の半年はスタンフォード大学、そして残りの半年をシンガポールで行います。シンガポールの研修期間のうち最低1ヶ月は病院や医療機関で臨床的ニーズを見つけ出す実地研修とし、新しい医療機器を通して臨床的ニーズのソリューションを開発し、コンセプトから試作品を作成し、概念実証の段階まで終えることを最終目標としています。「バイオデザイン研修プログラム」は医療機器の発明、開発、商用化を目的としていることから、医療だけでなくエンジニアリングやビジネスなどの分野からも研究員を募ります。
また、大学院生を対象とした第2弾も実施する計画です。シンガポール国立大学と南洋工科大学と連携し、両大学の学生に医療技術のイノベーション関連クラスを開講します。期間は1学期で、学生は医療プロセスのほか、医療技術を巡る規制、知的財産や経済状況などを幅広く勉強します。
EDBのベー・スワンジン次官は、「医療業界は革新的なアイディアをソリューションへ変えることができる様々な分野の専門家を集結させたチームを必要としている。EDBはスタンフォード大学およびA*STARと提携し、アジアの臨床的ニーズに明るく、医療技術のイノベーションを理解できる人材を育成できることを楽しみにしている」と述べています。