製造部門では、業務の効率化・標準化や稼働率の向上およびエネルギー効率の最適化を図るため、プラント内のセンサーを活用した情報分析による機器の予測保全や、現場作業員へのスマートデバイス導入などを実施します。また、バリューチェーン全体の情報を活用できるデジタルプラットフォームを構築することで、同社グループにおけるサプライチェーン管理のリアルタイム化やデータ分析機能を強化します。さらに、人工知能(AI)やロボティクスなどを積極的に活用したバックオフィス業務の環境整備を行い、ワークスタイルを革新します。EDBとの豊富な協業実績を持つアクセンチュアと同プロジェクト推進において協力し、化学業界における先進的な取り組みを目指します。
同社は、中期経営計画のテーマの一つとして「IoT時代の業務革新とワークスタイル変革」を掲げています。シンガポールでのプロジェクトを通して確立した技術をグローバルに展開していくことで、同社グループにおけるIoT化を加速させ、業務革新を推進します。