同センターには、地域における次世代のフレーバー専門家を育成する「ジボダンフレーバースクール」のアジア太平洋(APAC)キャンパスと、継続的な学びをサポートするAPACアカデミーが設置されています。また、コンセプト開発のための最新型調理スペースが新設され、セイボリー、パン、菓子、飲料、乳製品などの施設を拡張し、多様な市場に対応できるようにしています。
この度の投資により、アジア太平洋地域に特化したイノベーションやコラボレーションが推進され、さらに充実したグローバルネットワークを構築します。同センターにおいてフレーバー専門家が最新の素材と技術を駆使し、すぐにでも市場に展開できる総合的なソリューションを開発します。特に、健康志向ではあるが味に妥協したくないという中産階級のニーズなど地域特有のトレンドに対応します。
同社最高経営責任者ジル・アンドリエ(Gilles Andrier)氏は「この度の拡張は、2020年の高成長市場に対する投資戦略の一環です。これは、お客様とともに成長し、地域の市場ニーズを満たす消費者向け製品に特化したフレーバーソリューションをお届けするという継続的な当社の取り組みの現れです」と述べています。
1スイスフラン(CHF)=113円(1月10日現在)