同センターは2018年第1四半期末までに開設予定で、同社の制御技術事業の一部となります。同社は、電化製品、ロボティクス&モーション、産業オートメーション、送電網分野のテクノロジー企業です。
同センターでは、顧客プロジェクトへの直接導入が可能な迅速かつ俊敏な開発に焦点を当て、研究開発における新たな展開を同社独自技術と組み合わせていきます。これには基幹インフラの制御、監視、最適化を促進する同社のデジタルサービス「ABB Ability」が含まれます。またABB Ability製造業務管理により製造工程の徹底した可視化も可能になります。
同社アジア太平洋地域制御技術事業マネージャーのアン=ジァチ・ヤン(Anne-JiaQi Yang)氏は「多くの企業がビジネスモデルの変革や顧客体験の向上のためにデジタル戦略を模索している中、弊社はそのような変革実現の一端を担うことを目指しています」と語り、「今回の投資により、この地域のアプリケーション開発力を強化し、高度なIoTソリューションに対して高まる顧客ニーズに確実に応える能力を備えることができます」と述べました。