また、この投資により、シンガポール、アセアン、アジア太平洋地域の広範な地域社会に対するコミットメントと信頼を強化します」と語っています。
同社は、自動ドア、ホテルのロック、防犯ゲート、フロアスプリング、ガラス可動間仕切りシステムなど、建物や部屋のアクセスとセキュリティのソリューションを提供しています。
この新施設は2万2,000平方メートルにも及び、最大600名の社員を収容できます。現在の社員数400名に加え、高度オートメーション、データ分析、電子商取引などのスキルを備えた人材を新たに雇用する計画です。
ジュロン島にある同施設は、地域の営業、製品管理、トレーニング、物流、プロジェクト管理のサポートセンターとしての機能も担います。続いて、ソフトウェア設計とセキュリティハードウェア設計の両方をカバーするデジタルハブが設けられ、アジア太平洋地域におけるサービス提供を開拓します。アジア太平洋地域での需要の増加に対応し、同社のクラウドベースのソリューションとデジタル製品の開発に主に注力します。
また、デジタルセキュリティ、通信、接続性、データ分析に基づくサービスソリューションといった分野にも重点的に取り組み、Access-as-a-Service、住居セキュリティ市場向けスマートロック、そして共同住宅、複数世帯住宅、別荘などにおけるビジネス用のセキュリティプラットフォームといったビジネスモデルにフォーカスします。
EDBのリム・コックキアン(Lim Kok Kiang)副次官は、新施設の事業は「先進製造技術のイノベーションと導入を推進するシンガポール政府の取り組みと一致しています」と述べました。
出典: シンガポールプレスホールディングス(SPH)