優れた耐熱性、耐薬品性、耐候性という特性を有するフッ素化学製品は近年需要が高まっており、主に自動車、エレクトロニクス、さらに建築や農業用ハウスなどの分野で使用されています。
同社の化学品カンパニープレジデント根本正生氏は「新拠点はアジア太平洋地域の顧客によりよいサービスを提供するだけでなく、先進技術の移転、地域のステークホルダーとの緊密な関係構築、また地域のニーズを満たす新製品の開発なども推進します」と述べています。
シンガポール経済開発庁(EDB)のゴー・チーキオン(Goh Chee Kiong)局長は、新技術拠点の開設により、熱帯地域のスマートシティ、インフラ、グリーンビルディング分野におけるシンガポールの主導的立場がさらに強化されるだろうと語りました。