同社は「シンガポール経済開発庁(EDB)の支援を受けている同センターは、エンジニアリングの課題に取り組み、生産性を高め、持続可能な建設を促進するものとなります」と語っています。また、地元の大学などの研究機関との研究開発パートナーシップを結ぶことや、ビッグデータ、データ分析、産業用ロボット、人工知能、機械学習、視覚認識の専門知識を持つ地上工学専門家のコアグループを構築することも検討しています。この取り組みにより、「社員にデジタル化スキルを持たせる」という近年のプロフェッショナルサービス業界の変革マップ推奨事項に沿う形で、地上工学分野において高度な専門性を持つデジタル人材パイプラインを構築していきます。
同社社長のオン・ティオンシウ(Ong Tiong Siew)氏は、同センターはシンガポールのエンジニアリングエコシステムに新技術と革新的手法を導入する一助となると述べ、「始まったばかりの分野ですが、東南アジア各地を網羅する当社独自のプラットフォームと、革新を実現するDNAを組み合わせることで、地下インフラ空間において絶大な力を発揮できると確信しています」と語りました。
EDBの都市、インフラ・産業ソリューションのフォン・ピンフェン(Fong Pin Fen)局長は、同センターの開所はインフラ業界にとって大変有意義であり、シンガポール人の雇用機会創出に大いに役立つだろうと語りました。
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