そんなセントーサ島が世界的な大ヒットを記録している任天堂のゲーム『あつまれ どうぶつの森』に登場している。『あつまれ どうぶつの森』は、新型コロナウィルスによる外出自粛が増えたことから、3月20日に発売を開始して以来、4月30日時点で累計販売本数は1300万本、ダウンロード数500万本を超える。ステイホームの影響もさることながら、バーチャル空間で何でも作れるクリエイティブ性や、友達や家族とのゲーム上でのコミュニケーション、さらにリアルと同じ体験をゲーム上でプレイできるのが人気の理由の一つだ。ゲームのプレイヤーは無人島に移住して生活するという設定で始まり、「何もないから、なんでもできる」というコンセプトのもとDIYという機能によってなんでも作ることができる。こうした高い拡張性から、現実に存在する場所や観光スポットもゲーム上で再現され楽しむことができる。例えばアメリカカリフォルニア州の『モントレーベイ水族館』や、シカゴの『フィールド自然史博物館』がバーチャルツアーを開催している。