最大3,000人の収容能力がある同オフィスでは、現在エンジニアを中心に1,000人が働いています。今後、海外、特にシリコンバレーのハイテク企業で働くシンガポールの技術者を呼び戻すことも目指しています。2015年時点で世界中のグーグルユーザーは32億人と推定されており、今回の拡張はさらに10億人の見込みユーザーを増やすという目標の一環として実施されたものです。
同社シンガポール拠点の「次の10億人(The Next Billion Users)」担当バイスプレジデントであるシーザー・セングプタ(Caesar Sengupta)氏は「実際に多くのシンガポール人が海外から戻ってきている」とThe Straits Timesのインタビューで語っています。同氏は、シンガポールはビジネス優遇政策のために長期的な展開に理想的な場所だと言います。また「ここのハイテク産業は多くの新興企業が参入して活気にあふれており、人材を得るには大変良い場所だ」と述べています。