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NTU・ボルボ

NTUとボルボ、世界初の自動運転電気バスの試験走行を披露

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自律走行車が交通手段として利用可能になる日が近づく中、南洋理工大学(NTU)近くの道路利用者は、今年中に自動運転バスを路上で目にすることになるでしょう。

NTUとスウェーデンのボルボは、全長12メートルの自動運転型の電気バスを公開しました。両者によると、これは世界初となります。約80人収容可能で、これまでにNTU内の自律走行車の試験研究センター (CETRAN)で複数の試験を行い、今後は実際の交通状況での試験を行っていきます。フル充電で25km走行でき、エンジニアリング大手ABBの300kWの急速充電システムを使い最大容量まで6分で充電することができます。

2019年3月5日にCETRANで開催されたバス公開のイベントにて、NTUのスブラ・スレシュ(Subra Suresh)学長は「この完全自動運転の電気バスは、安全で効率的、信頼性が高く快適な未来の公共交通を実現する上で一翼を担う存在となるでしょう」と述べ、「この研究プロジェクトは最先端の科学、技術、人工知能を取り扱うだけでなく、シンガポール内外の利益となる製品・サービスへの基礎研究の転換における密接な産官学連携の優れた事例でもあります」と語りました。

陸上交通庁(LTA)のチーフイノベーション・テクノロジーオフィサーのラム・ウィーシャン(Lam Wee Shann)氏は、今回の路上試験開始は、路線運行と定期運行サービスを目指すLTAとNTUの自動運転バス共同開発プロジェクトにおける重要な節目となると述べました。このパートナーシップは2016年10月に発表されたものです。同氏は「今回の自動運転バスは、自律走行車の展開によって通勤者のアクセス性と接続性を向上させるという国の構想に沿ったもの」と語り、「引き続きNTUと密に連携して、自律走行車の安全性と堅牢性のテストを促進していきます」と述べました。

バスにはGPS(衛星利用測位システム)のアンテナ、LIDAR(光検出・測距)センサー、周囲の3次元ビューを記録するステレオビジョンカメラが搭載されています。これらのセンサーからの情報は、23名のNTUチームが開発した人工知能(AI)システムによって統合・管理されます。そして、AIシステムにより、実際の位置から1cmの精度でバスの位置が特定されます。このプラットフォームは高さ2メートルの箱に内蔵されてバス内に設置され、サイバーセキュリティ対策も施されています。

NTUのエネルギー研究所エグゼクティブディレクターのスボド・マイサルカル(Subodh Mhaisalkar)教授は、このバスは自動運転レベル4に近いレベルに分類されると述べました。レベル4は自動運転できるものの有人である段階で、レベル5は自動運転での運用が無人で可能な自動運転の最高レベルとなります。完全にレベル4に達するには、住宅地および他の車両との混合交通下で試験を行う必要があります。同教授は、今年後半にNTUキャンパスにて混合交通のデモンストレーションを実施予定であるとし、大学と近くのパイオニア駅間のルートまで拡張して試験を行う計画だと語りました。

NTUとのパートナーシップの一環として2018年にボルボが提供したバスは2台あります。路上試験は今年中に開始し、最初の1台をNTU内にて乗客なしで実施予定です。2台目は公共交通運営大手SMRTのバス車両基地で試験走行を行い、洗車ゾーンへの移動や充電ステーションへの駐車を確認します。

NTU・ボルボチームの目標の一つは、2022年からプンゴル、テンガ、ジュロンイノベーション地区において通勤用に自律走行車を運用するという政府計画の入札案件を獲得することです。

同教授は、NTUが開発したプラットフォームの可能性に胸を高鳴らせていると言い、次のように語りました。「これは他の種類の車両にも使用できるプラットフォーム技術です。将来的には海上輸送にも応用可能です。他の自律アプリケーションを促進するプラットフォームとなるでしょう。」

出典: シンガポールプレスホールディングス(SPH)

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