3,800平方メートルの同施設には、同社の域内初めてとなるバイオリライアンス・ラボも開設されます。これにより、アジアの製薬会社はバイオ医薬品のテストサービスをより迅速に利用できるようになり、利便性が向上することになります。
開所式にて、コー・ポークーン(Koh Poh Koon)通商産業省上級国務相は、同社のシンガポールへの投資は地域および世界的に医療需要の伸びが続く中、時宜を得たものであると述べ、「新しい機会を模索している製薬企業は、シンガポールの強みを活かして地域内のビジネスおよび地域消費者向けにビジネスを成長させることができます」と語りました。また同業界の成長を促進すべく、政府はインフラ、技術、人材への投資を行っていると述べ、これまでの投資例として、31の製造工場があるトウアスバイオメディカルパークと、2014年の発足以来350名以上が受講している医薬品および生物製剤業界向けの専門職転換プログラムを挙げました。