リー・シェンロン(Lee Hsien Loong)首相は2016年11月11日、石油価格およびクリーンエネルギー生産コストが低下している現状のエネルギー環境を有効活用するための行動計画を発表しました。製造業における生産量の3分の1を占めるエネルギー・化学産業を強化するための3つの道筋が示されました。
政府として炭素排出量の削減、エネルギー・化学産業の変革、労働力の向上に対する取り組みを行っている中、リー首相はシェル社のシンガポール進出125周年記念式典において同社がエネルギー産業においてソリューションを生み出す企業として活躍していることを評価しました。
現在、同産業における労働者人口は2万5,000人で、その約70%が専門職、管理職、幹部社員、技術職となっています。労働力強化のために、継続して労働者の技能を向上させることが重要であると述べられました。