EDBは2016年を振り返る記者会見で、今後は先進製造業におけるビジネス機会を掴むことにより高付加価値製造拠点としてのシンガポールの地位をさらに強固にすると述べました。先進製造の早期導入企業をシンガポールに誘致すると同時に、サプライヤーと支援企業のエコシステムを構築して技術とソリューションを開発することで実現したい考えです。また、他の政府機関、企業、高等教育機関と連携し、製造業への人材確保を強化します。
EDBのヨー・キートチュアン(Yeoh Keat Chuan)次官は、サイバーセキュリティ、ソフトウェア開発、データ科学などの技術も今なお重要分野であると述べました。
EDBは、2017年度の固定資産投資額は80億~100億SGD(6,400億~8,000億円)、年間事業支出総額は50億~70億SGD(4,000億~5,600億円)に達すると予測しています。一方、2016年の投資によるGDP増加を示す年間付加価値創出額は、昨年の予測と同じく120億~140億SGD(9,600億~1兆1200億円)になると予測しています。