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2つの新たなAI育成イニシアチブ、今後3年間で1万2,000人のAIプロ養成へ

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2018年8月30日に発表された2つの新たな国家イニシアチブにより、シンガポールで急速に進められている人工知能(AI)分野の人材開発がさらに強化されます。シンガポール貿易産業省のS・イスワラン(S. Iswaran)大臣は、AIシンガポール(AISG)1周年記念イベントにて「世界的なAI人材不足は、各国政府、業界リーダー、人材派遣会社の共通認識となっている」と述べました。

さらに、シンガポールでAIエコシステムをさらに発展させるためには、より厚い人材層が必要だとコメントしています。また、シンガポール国立大学のイノベーション4.0で開催されたイベントにおいて「AISGはシンガポールの研究機関や産業界のパートナーと密接に協力し、シンガポールのAI人材の強固なパイプラインを促進するという重要な役割を果たしていきます」と語りました。

AISGが展開する2つのイニシアチブプログラム、AI for Industry(AI4I)とAI for Everyone(AI4E)により、今後3年間で1万2,000人のシンガポール人がAIに関する幅広い知識を身に付けることになります。AI4Iは、将来的な雇用機会を見据えた基本的なAIおよびデータアプリケーション開発に関する3か月間の助成金付き基本コースで、企業幹部やAI技術に関心のある受講者を見込んでいます。AI4Eは無料で参加できる3時間の入門ワークショップで、1万人がAIとデータサイエンスについて学びます。このワークショップは、AIの実用性を実感し、業務や日常生活における潜在的用途を見極めることを目的とします。AIシンガポールは、10月末に開始予定のAI4Iの応募資格について、シンガポール人およびシンガポール永住者で、高等専門学校または大学の卒業資格を有していることが必須だと発表しています。

このプログラムを後援する政府機関である情報通信メディア開発庁(IMDA)は、フルタイムの兵役者と学生に対して500SGD(40,500円)のコース料金を最大で100%支援するほか、中小企業が支援する受講生および40歳以上のシンガポール人に対して最大90%、その他の参加者には最大70%の助成金を提供します。コースには主催企業であるマイクロソフト、インテル、データキャンプのコンテンツも含まれ、オンラインとオフラインを組み合わせたカリキュラムとなります。

IMDA、マイクロソフト、インテルが運営するAI4Eは受講料無料で、12名以上の参加者が必要です。このイニシアチブは8月末に開始されています。AI4IとAI4Eは、シンガポール国立研究財団(NRF)が運営する、シンガポールにおけるAI人材プール拡大を目指したプログラム「AISG」によって導入された数々のイニシアチブプログラムの中で最新のものです。

昨年11月、AISGは「AI実習プログラム(AIAP)と呼ばれる9ヶ月間の実習イニシアチブプログラムでは、2020年までに最大200名のAIプロフェッショナルを養成する計画だ」と発表しました。

8月30日のイベントにてイスワラン大臣は、5月にAIAPの第1期実習生を受け入れており、11月には第2期を開始すると述べました。また同大臣は、6月に発表されたAIとデータの倫理的利用に関する諮問委員会のメンバーを任命しました。同委員会は、シニアカウンセルのV. K. ラジャ(V. K. Rajah)氏が主導します。

10名のメンバーは、DBSグループCEOのピユシュ・グプタ(Piyush Gupta)氏、テマセクインターナショナル社長のチア・ソンフィ(Chia Song Hwee)氏、パロットソーシャル創設者のハミダ・アイディラ・ムスタファ(Hamidah Aidillah Mustafa)氏など、地域および国際的リーダーや消費者利益の提唱者で構成されています。

同大臣は「諮問委員会では、企業、業界団体、消費者の見解を広く議論する予定です。組織が責任を持ち、かつ信頼できる方法でAIソリューションを開発・展開するにはどのようにしたらよいか、諮問委員会からの助言を期待しています」と語りました。

出典: シンガポールプレスホールディングス(SPH)

1シンガポールドル(SGD)=81円(2018年9月12日現在)

主力産業一覧

主力産業一覧
  • 「未来の航空宇宙都市」と呼ばれるシンガポールは、130社を超える航空宇宙業界の企業を擁し、アジア最大級で最も多様なエコシステムを誇ります。一流企業や宇宙産業スタートアップ企業をはじめとして成長を続ける企業が拠点を置いています。

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  • シンガポールは、アジア市場への玄関口であり、世界トップクラスの消費者向け企業の多くが、環太平洋の拠点としてシンガポールを活用しています。

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  • シンガポールは、東西のクリエイティブカルチャーが交差する場所であり、拡大を続けるこの地域の消費者基盤へ向けて開かれた扉でもあります。世界的ブランドが、地域統括会社を構えており、トップクラスのクリエイティブな企業がシンガポールを拠点としています。

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  • 今日、主要なガジェットにはシンガポール製の部品が使用されています。エレクトロニクス産業の一流企業は、シンガポールで未来を設計しています。

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  • 精製、オレフィン製造、化学製品製造、ビジネスと革新力が強力に融合するシンガポールは、世界最先端のエネルギーと化学産業のハブに数えられています。100社を超えるグローバル化学企業が主要な事業を当地に構えています。

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  • アジアのデジタルの中心都市として、シンガポールは情報通信技術 (ICT) 企業が選ぶ拠点となっています。世界クラスのインフラ、人材、活気のあるパートナーのエコシステムを提供しています。一流企業と連携して、最先端の技術とソリューションを開発し、シンガポールのビジョンであるスマートネーションと地域および世界の市場を支えています。

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  • アジアの流通のハブとして、当地域内外への世界クラスのコネクティビティを提供します。安全で効率的なロジスティクスと、サプライチェーン管理ハブとしての妥当性を以て、シンガポールは地域の境界を超えた取引と消費に貢献しています。

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  • シンガポールは、医療技術企業がこの地域で成長するための戦略的な拠点です。今日、多くの多国籍医療技術企業がシンガポールを拠点として、地域本社機能や製造、研究開発を行なっています。

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  • 資源豊かなアジアの中心に位置するシンガポールは、農産物、金属、鉱物のグローバルハブです。我が国のビジネス環境は、強力な金融、サプライチェーン管理、技術力を以て、世界をリードする企業を引き付けています。

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  • シンガポールは、アジアでも主要な石油 ・ ガス (O&G) 装置とサービスのハブであり、3,000社を超える海洋・オフショアエンジニアリング (M&OE) の会社があります。世界クラスの機能と優れたコネクティビティは、アジアの強力な成長の可能性に着目する多くの企業をシンガポールに誘引しています。

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  • シンガポールが有する優れた人材、強い生産能力、研究開発のエコシステムは、製薬やバイオテクノロジー企業を誘引しています。企業はシンガポールから世界中の人々に薬を提供し、アジア市場の成長を担っています。

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  • シンガポールの洗練された精密工学(PE)の能力と先進の製造技術で主要分野である高度な製造な地域ハブとしての強みを反映しています。

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  • シンガポールは、プロフェッショナル・サービス企業に最適なハブであり、国際的な労働力と信頼できる規制と枠組みを提供します。

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  • アジアは世界的な都市化のメガトレンドの中心であり、人口集中や公害、環境悪化などの都市問題の軽減を目指して、各国政府はスマートで持続可能なソリューションの開発を推進しています。大企業のいくつかはシンガポールを拠点として、アジアのために持続可能なソリューションを商業化すべく、革新、試行、連携を進めています。

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