羽田空港は快適さと清潔さで3年連続第1位
一方、羽田空港は綜合順位で3位にランキングしている。また、空港内での快適さや清潔さが高く評価され、3年連続で、最も清潔な空港ランキング第1位に選ばれている。この清潔さが長年保たれている背景には、全国ビルクリーニング技能競技会優勝者や環境マイスターなどの専門スタッフを中心に、利用者に常に快適に過ごしてもらう日常のこだわりが大きい。また、羽田空港は日本国内のあらゆる場所にアクセスできる中心的な存在から、その機能性、利便性が高く評価され国内線ランキングでも第1位にランクインしている。実際、羽田空港の年間利用者は8,500万人を超えるが、国内線の利用者は6,800万人におよぶ。羽田空港はこうした快適さ、利便性に加え、飛行機の離着陸が見える展望デッキや、ラウンジで寛ぎながら鑑賞ができる空港内美術館ディスカバリーミュージアムなど、フライトまで落ち着いた時間を過ごすことができるのが魅力だ。
更なる開発で時代の先を行く両国の空港
チャンギ国際空港は、今後もさらに発展する予定だ。2019年には、「ジュエル・チャンギ・エアポート」がオープンする。「ジュエル・チャンギ・エアポート」は、10階建ての複合商業施設で、床面積13万3780平方メートルのスペース内には、飲食店や小売店などおよそ300店舗以上が入居する。また、屋内では世界最大規模の大きさとなる滝や、大自然による巨大な迷路などが加わります。一方、羽田空港も一大開発プロジェクトが進行している。このプロジェクトは海外からの玄関口である国際線ターミナルに近い3つのエリア、「羽田空港跡地第1ゾーン」「羽田空港跡地第2ゾーン」、更には隣接する川崎市に「キングスカイフロント」を開発する計画だ。これにより研究開発施設などの先端産業拠点と、クールジャパン発信のための文化産業拠点、更にはホテルや一大商業複合施設などがオープンする。両国の空港は、今後の世界の空において重要な存在になるだろう。