企業のための機会
シンガポール、およびイスカンダル・マレーシア(Iskandar Malaysia)内にあるキャピタランド所有のヌサジャヤ・テックパーク(Nusajaya Tech Park)への投資予定の対象企業もまた、2021年2月3日に結ばれた個別の協力協定に基づきEDB、ESG、およびそれぞれの戦略的パートナーが提供する支援を活用できるようになる。
同協定に含まれるのは、特別な物流料金体系、シンガポールでの革新的活動の開始に対する助成金、および、企業の産業活動に向けた国内サプライヤー候補選定に対する支援である。
キャピタランド・グループのシニアエグゼクティブディレクター、マノハ・キアタニ(Manohar Khiatani)氏は、210ヘクタールの工業団地ヌサジャヤ・テックパークがシンガポールに近接していることを考えると、この工業団地は当国の支援含め、当国とマレーシアの両国の強みを相補的に活用したい企業にとって理想的な拠点であると述べた。
現在、同パークの入居企業の85%以上がすでに両国で活動していると同氏は付け加えた。
SMAプログラムは、シンガポールが早期に潜在的な製造業投資家が直面する市場のニーズと課題についての洞察を得ることに寄与し、その結果、ここに集う企業がチームとして競争し、グローバルサプライチェーンへの参入においてより良いチャンスを拡大させるものであると、チャン貿易産業相は述べた。
さらにSMAは、現地企業に対する既存のサポート、たとえばシンガポール企業が海外の実業界とつながるのを助ける国内外パートナーのネットワーク、グローバル・イノベーション・アライアンス(Global Innovation Alliance)を補うものでもあると付け加えた。
ESGのチーフエグゼクティブ、プン・チョンブーン(Png Cheong Boon)氏は、SMAはシンガポール企業にとって、東南アジア地域でのプレゼンス拡大をねらうグローバルメーカーと提携するための足がかりになるだろうと述べた。
「新規事業イノベーション、共同製品開発、共同投資などの分野で、国内企業はSMAに参加するグローバルメーカーに製品やサービスを提供したりグローバルメーカーと協働したりできるので、SMAによって成長機会が創造される」
EDBとESGは、戦略的パートナーとしてSMAに参加する企業を募集中である。
SMAプログラムを通してシンガポールおよびより広範なASEAN地域の両方で事業を拡大したいと考える企業は、EDBに詳細を問い合わせることができる。
出典:The Straits Times © Singapore Press Holdings Limited. 無断転載を禁ず。
「New programme launched to help manufacturers grow footprint in region, diversify supply chain(2021年2月3日)」の翻訳。
エラーは翻訳者自身のものです。