このお料理、刺身サラダのような食べ物で、サーモンや鯛などの刺身に大根や人参のツマ、ワンタンの皮、果物、落花生、寒天、胡麻などの具材を盛り合わせ、甘酸っぱいプラムソースでいただきます。この魚生、名前や食材にも意味があり、「魚(イュー)」と同じ発音の「余」は“余りが有る”、“豊かになる”という意味、「生(シェン)は「升」と同じ発音で“上昇”を意味します。食材も、色とりどりの野菜→”家族の調和”、刺身→”富”、ワンタンの皮→”金運、黄金”、ピーナッツや胡麻→”長寿、健康”、といった意味があるおめでたい料理です。
このように、いろいろなお料理に名前やカタチなどからそれぞれに意味を持たせ、新しい年の幸せを祈るところも、日本のおせちと似ていますね。ただ、その食べ方は独特で、日本のおせちとは大分違います。