シンガポール情報通信省のヤーコブ・イブラヒム(Yaacob Ibrahim)大臣は、国家研究基金(NRF)が国内の様々な機関と連携して2つのイニシアチブを立ち上げることを発表しました。
その1つが、NRF、首相府傘下のスマートネーション・デジタル政府オフィス(SNDG)、経済開発庁(EDB)、情報通信メディア開発庁(IMDA)、SGイノベート、総合健康情報システム(IHiS)の6つの政府機関との提携による国家プログラム「AI.SG」です。
同大臣はシンガポールで開催された展示会「イノブフェスト・アンバウンド」にて、「AI.SGの主な取り組みは3つあり、1つ目に社会と産業の両方に影響を及ぼす主要課題への対応、2つ目に次の科学技術革新の波に乗るための深い能力への投資、そして3つ目にAIイノベーションの促進と企業への導入です。特に金融、都市管理ソリューション、ヘルスケアの3分野への応用に注力していきます」と語りました。