3. COMPASS導入の意義を教えてください
Complementarity Assessment Framework により、企業は人材計画をより明確で確実にできるようになります。
- シンガポールが、特に主要な業界で需要の高いスキルを持ち必要とされるグローバル人材を歓迎することを明確にします。
- 企業は、スキルや国籍の多様性など、より多くの属性に基づき候補者のEPを取得できるようになります。
- Self-Assessment Toolの使用により、あらかじめ企業が自身で、申請を希望する者がEP取得可能であるかを査定することができます。
- 政府機関やNTUCとの提携によりシンガポールの経済戦略優先事項の達成に貢献した企業、同業他社に比べローカルPMETの割合が高い企業、多様な外国人PMETを擁する企業が認識されます。
4. COMPASSには適用除外はありますか?
EP申請者は以下の場合、COMPASSでの審査を免除されます。
- 22,500ドル以上の固定月給がある。
- 世界貿易機関(WTO)のサービスの貿易に関する一般協定(GATS)または関連の自由貿易協定(FTA)に基づき、企業内海外転勤者として申請する。
1ヶ月以内の短期業務に従事する。
ただし、申請者はEP申請条件の最低給与額を満たしていなければいけません。
5. 申請者がCOMPASSに基づくEP申請が可能か調べるにはどうしたらよいですか?
a. 申請者が給与条件を満たしていることを確認してください1。人材開発省HPにあり最近改良された、候補者の予想COMPASSポイントの内訳を知ることができるEmployment / S Pass Self-Assessment Tool(SAT)を使用してください。
b. 人材開発省のWorkforce Insights Toolで、自社の多様性とローカル雇用支援(審査基準C3およびC4)の査定を行ってください。このツールでは、複数業種の給与の中央値や 非金銭的報酬を比較することも可能です。
その後MOMに申請します。申請書に記載した申請者の学歴の証明書を会社が入手していることを確認してください。
COMPASS に基づく EP の資格がない申請者でも、S-Pass や Work Permit など他の労働許可の資格がある場合があり、その場合には別の基準が適用されることをご留意ください。
6. これらの変更にどのように対応するべきでしょうか ;
COMPASSに基づいてEP申請者にどのようにポイントが付与されるかについては、ケーススタディを参照してください。左のサイドバーからCase Studiesをクリックして詳細をご覧ください。
SATとWorkforce Insights Toolを使用すること以外にも、従業員のプロフィールを見直し、従業員の多様性の改善やローカル雇用への支援を増す必要があるかについて査定することもできます。