同施設は、人工知能、機械学習、ロボット工学、流体力学、ビジョンシステムなどの未来を見据えた新技術に注力します。またそれに加え、同社のグローバル・テクノロジー・センター・オブ・エクセレンスも同施設に設立し、スマートホーム市場向けの新たな製造分野やモノのインターネット(IoT)技術などの下流研究開発に重点的に取り組みます。
創始者兼チーフエンジニアのジェームス・ダイソン氏は、新施設のエンジニアはハードウェア、エレクトロニクス、ソフトウェアの全てに取り組む予定だとし、「ソフトウェアとハードウェアの両方が組み合わさり、最も大きな相乗効果が働きます。そのため、ソフトウェアがハードウェア企業の変化を促進し、革新を推進しています。当社はインテリジェント・テクノロジーの開発にフォーカスし、消費者が意思決定する前に消費者のニーズを予測・把握する製品を開発します。機械学習によって、環境を理解し応じる知能が商品に備わるのです」と語りました。