シェルのグローバル・コマーシャル担当執行副社長のヒューバート・ビジェベノ(Huibert Vigeveno)氏は、開所式で次のように述べました。「この高度に自動化された最新施設は、アジア太平洋地域における当社の事業目標達成を目的としています。戦略的な生産拠点であるとともに潤滑油サプライチェーンネットワークの中心的存在となり、域内数百万社にのぼるお客様企業に対して世界最高レベルの潤滑油を確実に供給します。アジアは、世界の潤滑油需要の40%以上を占めているとともに、世界最大の潤滑油市場の半数が存在している地域です。繁忙ランキング世界第2位の港であるシンガポールで、海洋潤滑剤事業をさらに強化していきます。」
シンガポール経済開発庁(EDB)のリム・コックキアン(Lim Kok Kiang)副次官は「革新的な技術で生産性を向上させるという同社の取り組みに感謝しています。これは、『エネルギー・化学産業変革マップ』の戦略に沿っているものです。生産能力が50%増加し、生産性が6倍に向上したこの新工場は、シンガポール人によい仕事を提供する先進製造施設の模範例となることでしょう」と述べました。