新タンクによってコストを削減できるだけでなく、自社工場に適したナフサをより簡単に調製できるようになります。バースには現在の2倍となる5万~7万トンのタンカーが停泊可能になるため、ナフサ納入頻度を4~5日おきから8~10日おきに低減できます。
同社社長の米村啓氏は、新施設開設により原料の最適化を促進でき、競争力をさらに高めることができると話しました。また、新施設は同社が全ての顧客に信頼してもらえる競争力のあるサプライヤーであり続けることを可能とするものだと語りました。
シンガポール経済開発庁(EDB)のリム・コックキアン(Lim Kok Kiang)副次官は、新施設開設によりシンガポールのエネルギー・化学産業の回復力が高まり、業界全体の競争力が向上するとして同施設の完成を祝福しました。