イースター
キリスト教徒のお祝い、イースター(復活祭)。毎年イースター・サンデーには、多くの教会で特別な礼拝が行われ、友人や家族が食事を共にします。
今年、私は従姉妹宅で家族のお祝いに参加。昼食には、伝統料理である子羊のローストと、ホットクロスバンズ(表面に十字架の模様をつけたパン)をいただきました。
最近、子供たちの間で人気が高まっているのが、公園の中に隠された色とりどりのイースターエッグを拾い集めていく「エッグハント」のイベントです。毎年、ボタニックガーデンのような多くの施設で、イースター・エッグハントが開催されます。私たちも、ボタニックガーデンの「アンフォゲッタブル・イースター」イベントに子供たちを連れていき、タマゴやウサギの形をしたチョコレートなどのスイーツを探しながら、楽しいひとときを過ごしました。
ハリ・ラヤ・アイディルフィトリ
イスラム教徒の神聖なラマダンの断食明けを祝うお祭りです。ラマダンの期間中から、シンガポールでは、ゲイラン・セライ地区のライトアップ、ラマダン・バザールなどが行われます。今年は3年ぶりにソーシャルディスタンスの取り方や定員の制限が解除され、にぎやかなお祭りとなりました。
ハリ・ラヤ・アイディルフィトリの準備のために、人々は家を掃除し、飾り付けをします。当日は、大切な人たちと集まり、新しい衣服を着用します。男性はバジュ・マラユ(ゆったりしたシャツにズボンを合わせたもの)とカイン・サンピン(短いサロン)、女性はバジュ・クルン(ゆったりしたフルレングスのドレス)を身につけます。
私は友人の家にお邪魔して、ビーフレンダン(牛肉のスパイシーココナツミルク煮)やサヨロデ(ココナツミルクとスパイスで煮込んだ野菜シチュー)などをご馳走になりました。オンデオンデ(パームシュガーの入った餅菓子)や、クッキーやタルトの盛り合わせも、紅茶と一緒にいただくと、やみつきになるおいしさでした。