今回の立ち上げは政府の精密工学「産業変革マップ」(ITM)に基づき2016年にスタートした同社のデジタル転換への取り組みが結実したものです。この産業部門の産出量を2014年の320億SGD(約2兆5, 356億円)から2020年までに420SGD(約3兆3,280億円)へと引き上げることがねらいです。
このITMは、同社のような企業を対象に、デジタル化や最新技術への投資、さらには将来に向けた労働者の育成を産業部門ごとに支援することを目的とする45億SGD(約3, 565億円)のパッケージの一環として展開されました。
「精密工学ITMに従って、スマートファクトリー・プロジェクトを通じ、変革に取り組む企業を支援するという政府の意図を示しました。マキノがこの課題に挑んでくれたことを嬉しく思います。」と開所式に来賓として出席したコー・ポー・クーン(Koh Poh Koon)通商産業担当上級国務大臣は述べました。
「スマートファクトリーの成否は、どれだけの資金をハードウェアに投資したかだけでなく、労働者に適切なスキルとマインドセットを身に付けさせることにもかかってきます」。