シンガポール工場は全世界で同社最大の機器生産施設となります。
「JTCメドテック・ハブにこの新施設を設けたことは、当社がここシンガポールと東南アジア全域で業務を展開し、顧客基盤を拡大してゆくという決意の表れです」。同社の会長兼最高経営責任者(CEO)ロバート・フリール(Robert Friel)氏はこう語っています。
計321人の従業員を擁するこの施設には、2つの実証ラボが設けられ、顧客が同社のテクノロジーを実体験できるようになっています。
今後は原子吸光など、さまざまな先進技術に特化しながら、同社の検出・分析機器のグローバル製造拠点として機能します。
来賓として出席したコー・ポークーン通商産業担当上級国務大臣はスピーチの中で、パーキンエルマーは、複合機器製造や商業・研究開発機能に関するアジアの拠点、そして域内の成長市場に進出するための戦略的立地としてシンガポールを活用する第一線の生命科学ツール企業の模範的な事例だと述べました。