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シンガポールと共に伸びる -事業拡大を遂げた製造、研究開発、テクノロジー分野のグローバル企業5社(Part 2)

シンガポールと共に伸びる -事業拡大を遂げた製造、研究開発、テクノロジー分野のグローバル企業5社(Part 2)

シンガポールの産業エコシステムと人材パイプラインは、Meiden Singapore、フエスト、VDL ETG、アクセンチュア、HPなどの企業の成長過程を形作り、より多くの事業を拡大するともに、必要に応じた戦略転換を支えてきた。


Group of men in formal suits holding champagne bottles at a celebration, with black and silver balloons and streamers decorating the room.

1994年、記念日を祝うAccenture Singapore(旧社名:アンダーセン・コンサルティング)。

進出50周年を迎えたアクセンチュア-シンガポールのスマートネーション構想を推進するデジタルインフラを実現

シンガポールで電子医療カルテやその他の公共サービスを利用する際、専門サービス企業アクセンチュアのサポートで構築されたシステムを使用していることが多い。

アクセンチュアは50年前シンガポールに拠点を設立し、現在に至るまで、国民デジタルIDや、世界初の国民電子医療カルテシステムなど、日常生活を支えるデジタルインフラの構築に貢献してきた。 

現在、 Accenture Singaporeは、AI Refinery Engineering Hubなどの取り組みで変革を推進し、企業の再構築・事業拡大・新たな価値の創出を支援しながら、顧客がAIを活用する道筋を示している。
 

シンガポール進出50周年は誇りと総括の節目です。
私たちは常に、顧客の価値創造、社員の成長支援、社会貢献を目指してきました。
今後は、シンガポールと域内の技術とビジネスの未来をかたちづくり、
さらなる可能性を追求してまいります。

マーク・タム

カントリー・マネージング・ディレクター

Accenture Singapore


Accenture Singaporeは長年にわたり、マーク・タム氏のような地元人材のリーダーを育成してきた。シンガポールのマネージング・ダイレクターであるタム氏は、テクノロジー活用による顧客の意義ある事業変革の支援を主導してきた。タム氏は公共サービスの強化や、シンガポール国民の日常生活の向上につながる大規模な国家プロジェクトでもチームを率いてきた。アクセンチュアでの経験が、現在のタム氏をかたち作っている。

タム氏は「アクセンチュアは、最高の能力と意欲を持つ人々と共に働きながら、学び、成長し、そして変化を及ぼす多くの機会を与えてくれました。ここで築いた友情や専門分野の人脈は、私を鼓舞し続けています。常に社員がベストを尽くせるよう挑戦し、力づけてくれる組織で成長できたことは、私にとって非常に幸運です」と語った。  

スマートネーション構想を推進するシンガポールで、アクセンチュアは革新的ソリューションの協創を続け、同国がテクノロジーリーダーとしての地位を強化し、デジタル経済分野でシンガポール国民のため価値の高いキャリアを創出している。 
 

HP、55年の実績 -世界に向けた「メイド・イン・シンガポール」テクノロジー
 
Vintage advertisement showing a hand holding a Hewlett-Packard HP-35 pocket calculator, with promotional text describing its features.

HP初の携帯型関数電卓の広告。(1970年代)

電卓HP-35に見覚えがある人はいても、シンガポールで製造されていたことを知る人は多くないかもしれない。 

今日IT大手として知られているHP Inc.は、1970年のシンガポール製造工場設立時、従業員はわずか62人だった。50年後の現在、HP SingaporeはHP Inc.のAPAC地域統括拠点となった。  

HPのシンガポールでの実績は製造業にとどまらない。HPは地元出身のエンジニアを世界的躍進の中心に据えた「世界に向けたシンガポール発イノベーション」で独自の地位を確立している。有名な電卓HP-35の組み立てから、再生水を使用したインクによる画期的な商業用印刷ソリューションの開発まで、シンガポールはHPにとって、最終的に世界の何百万もの人々に供給される技術の実験の場となってきた。 
 

HPは55年前にシンガポールの将来を信じて投資した初期の多国籍企業の一つです。
シンガポールがスマートネーションとして進化を続ける中、
HPはゆるぎないパートナーであり続けます。
シンガポールにおける当社の実績は、
絶え間ない革新の軌跡であり、その未来は共に歩む進歩の道です。

コー・コンメン

マネージングディレクター

HP of SEA and Singapore


地元出身のイノベーター/リーダーとして、オン・フィーウィー氏が挙げられる。オン氏はHPのプリンターの精密なインク供給と高品質な印刷を実現する中核技術「Writing Systems」の専門技術者(テクノロジスト)として、シンガポールを拠点としたHPのインクジェットプリンター技術基盤構築に貢献した。フィーウィー氏は30年以上の研究開発経験があり、部署初の女性テクノロジストでもある。  

シンガポールがスマートネーション構想を推進する中、HPは持続可能でインクルーシブ(包括的)なイノベーションを先導し、世界的テクノロジー拠点としてのシンガポールの地位を強化するとともに、STEM教育やスタートアップ企業へのメンターシッププログラムといった取り組みを通じて、地域社会への貢献に取り組んでいる。 
 

シンガポールを拠点にビジネスを成長・拡大

これら5社は、シンガポールを開かれた戦略的立地と認め、アジアでの事業拡大のために選んだ世界有数の企業です。 

人材活用制度、イノベーションエコシステム、堅固な知的財産保護、世界各地への利便性、そして世界水準のインフラなど、シンガポールが提供するビジネス環境の詳細については、EDBのウェブサイトをご覧ください。 
 

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