シンガポール経済開発庁(EDB)長官ベー・スワンジン(Beh Swan Gin)博士はこのたび辞任し、MTI 事務次官(開発担当)に就任します。
ベー博士(55 歳)は、2014 年 12 月 1 日から EDB 長官を務めてきました。1992 年、研修医として 入省以来、バイオメディカル・サイエンス担当、EDB 北米事務所代表などを歴任。MTI 、シンガポール科学技術研究庁(A*STAR)にも在籍し、生物医学研究評議会の理事を務めました。2008 年の EDB 次官就任に続き、2012 年には法務省事務次官に任命されました。
シンガポール企業庁(ESG) CEO(最高経営責任者)プン・チョンブーン(Png Cheong Boon)氏(53 歳)は現職を辞し、EDB 長官に就任します。プン氏は、EDB グラクソ・スミスクライン奨学生として米コーネル大学で電気工学理学士号を取得した後、スタンフォード大学スローン・フェロー・プログラムで経営学修士号を取得しました。1993 年 EDB入省、1996 年には米国へ異動、EDB サンフランシスコ事務所長として着任。その後EDB 米国中部事務所の地域局長に就任し、チームを率いて米国中西部やテキサス州の医薬品、航空宇宙、エネルギー業界等のさまざまな企業と緊密な関係を構築しました。 以後、各政府機関にて管理職を歴任。2003 年から 2008 年にかけてシンガポール規格生産性革新庁(SPRING)の副最高責任者就任、そして2008 年から 2013 年にかけては最高責任者を務めました。2013 年 JTC Corporation の CEO に任命され、その後 2017 年に MTI 次席事務次官に任命されました。2018 年に ESG の CEO 就任以来、EDB の取締役を兼任しています。